令和6年度6月定例会はじまる

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本日より6月定例会がはじまり、7月5日が最終日となります。

補正予算と提出議案の審査は25、26、27日の委員会で行いますので、それまでに基礎調査などを行います。

今回の補正予算の総額は、4,322万6千円、補正後の予算規模は、229億3,080万3千円です。

提出された主な事業は下記の通りです。

【子育て支援】令和6年9月から実施される県事業「やまぐち子育て応援第2子以降保育料無償化事業」を活用し、所得要件を設けることなく、第2子以降にかかる保育料を無償化するための予算

【定住促進対策事業】大都市圏からの移住者に対し交付する移住支援金の増額

【観光促進】本年1月に山口市が米紙ニューヨーク・タイムズの「2024年に行くべき52カ所」の3番目に選ばれたことから、欧米豪を新たなターゲットとしたプロモーションなど、インバウンド獲得に向けた予算

【議案第9号】職員が三隅支所敷地内において、草刈機を用いて庁舎周辺の除草作業を行っていたところ、庁舎外壁に山口県が設置している震度計設備の通信ケーブル及び樹脂製電線管を誤って切断し、物的損害を与えたことから、和解及び損害賠償の額を定めることについて、議会の議決を求めるもの

また「長門市文化振興財団」と「アグリながと」の経営状況の報告がありました。

公益財団法人長門市文化振興財団の令和5年度の経営状況
(指定管理者)

収入 支出 差引
ルネッサながと 2 億723 万円余 2 億647 万円余 76 万円
くじら資料館 887 万円余 880 万円余 7 万円
村田清風記念館 984 万円余 981 万円余 3 万円
金子みすゞ記念館 3,332 万円余 3,454 万円余 -122 万円
香月泰男美術館 4,214 万円余 4,188 万円余 26 万円

 

一般社団法人アグリながとの令和5年度経営状況

収入 支出 差引
3,097 万円余 3,108 万円余 -11 万円

一般社団法人アグリながとは、農業の担い手の減少や高齢化が急速に進む中、中長期的な視点で、安定した担い手の確保・育成に向けた取組を展開されています。

令和5年度の活動実績

【耕種部門】新たに農地を借り受け、主食用米、飼料用米、大豆及び麦といった土地利用型作物、並びにキャベツの作付けの実践や、スマート農業の実証としてドローンによる主食用水稲の直播、収量食味コンバインのデータを基にした施肥改善、水位計による水管理の軽減に取り組まれました。

【畜産部門】「キャトルステーションながと」において、繁殖生産農家から9頭の子牛を預かり、本年3月に山口中央子牛市場に2頭を出荷されるなど、繁殖生産農家の生産量の向上及び労働環境の改善、担い手の育成等を図る取り組みをされています。

【定住促進対策事業】の補正予算が提出されたのは、大都市圏からの移住者が想定より増えていることで、当初予算では支援金が足りなくなったことは嬉しいことです。

10時40分より「捕鯨文化遺産とくじら食文化を守る長門市議会議員連盟」(通称 長門くじら議連)総会を行いました。
長門くじら議連は、他の諸組織との連携を深め捕鯨文化遺産の伝承、及び先人が築いてきたくじら食文化の継承・発展を図ることを通じて、長門市の活性化に寄与することを目的として組織され、
(1)捕鯨文化遺産の伝承に関する活動
(2)くじら食文化の振興に関する活動
(3)その他必要な事業を行なっています。
総会では令和4、5年度事業実績と令和6年度の事業計画が報告されました。

本会議後、広報公聴委員会がありました。市議会だより8月号の編集スケージュールの確認などを行いました。

 

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