15時より、総務産業委員会では「長門湯本温泉まち株式会社」様との意見交換会を長門湯本温泉旅館協同組合会議室で行いました。
まず、2023年度の「エリアマネジメント取組状況」として 1.宿泊動向 2.継続取組 3.新たな取組 4.次年度事業計画の順に説明を受け、文化体験や閑散期対策として取組む事業の他、「長門湯本温泉みらい振興評価委員会」で委員から提言を受けた情報発信の強化、インバウンド対策としての旅館や体験・飲食予約のDX化、旅館従業員のまちづくり参加の取組み等の事業報告の説明がありました。
参加した議員からの質疑に対して、まち株式会社から
・イベントはしっかり収益に繋げ事業費に転換できるような収益構造を作っていく。
・旅館協同組合とマネジメント会社の役割分担と将来的な財源確保。
・連泊推進による効果について、利用客の満足度が高くなる他、移動コスト下がりることと併せて環境にも良い。観光地の収益性と、宿泊事業者の生産性向上が見込まれる。
・長期滞在を受入れる為にはエリアが魅力的でなければならない。
・西側エリアは今後河川公園の価値が上がれば川沿いの魅力ある場所になり得る。
・旅館組合加盟事業者の後継者問題は全国的な問題である。
・ニューヨークタイムズ紙の山口市の紹介について今年度の盛岡の収益効果については聞いているため、今回の注目を長門市に繋げたい。アジア圏だけでなく欧米豪を見据えた自然景観・歴史文化の発信と準備が重要になる。これを機会に長年の取組みが形になるのではないか。
・これだけのチャンスはなかなか無い。年末の長門湯本温泉を紹介するネット記事も、ニューヨークタイムズ後には加筆訂正して再投稿していただいた。
・とはいえPR予算を付けるにも理由が必要で難しいと思うが、いまこのチャンスをつかむには市や県にも頑張ってもらえると心強い。
・スタッフ不足について、働き方改革の観点から待遇面の改善や休日など業態が特殊な為募集が難しい。
・スタッフ不足の影響として、トップシーズンの集客が「取れるのに取れない」状況が出てくる。
等のご意見をいただきました。
委員会では引き続き、長門湯本温泉観光まちづくり計画が地域へのより良い経済効果をもたらし、住民満足度が向上することを目指して調整・支援に取組んでいきます。
長門市議会公式YouTube
第8回 長門湯本温泉みらい振興評価委員会
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