2日目の視察は島根県美郷町。有害鳥獣対策について様々なお話を伺いました。
目から鱗のお話ばかりでワクワクしました。
男社会の中での問題解決の方法、悪者を出さずに抑え込んできた「先送り」「したふり」「責任逃れ」は相手が人間以外には全く無力。
「公助」には2種類あり、ひとつは「自助・共助」を活性化する「公助」、ひとつは「自助・共助」を潰してしまう「公助」。
有害鳥獣対策とは個体数を減らすことだという先入観を見事に転換させられました。被害を減らす方法はひとつだけ。
行政、政治家、農家、猟師の意識改革。
畑を守るのは柵ではなくて知恵。
鳥獣被害は終わりのない戦いで答えなんてないと思ってた自分が浅はかでした。
はるか昔から里山は猪や鹿と共にいたのだから、人間がするべきことをすれば被害は抑えられるんだと確信できました。
令和四年度に長門市で駆除されたのは猪487頭、鹿898頭、猿23頭です。
被害額は2千万円以上。
防止柵などの対策費が約1,900万円。
でも以前光は見えずでしたが、美郷町のように農家の方々の取り組み方が実践できれば必ず被害が減るのだと感じました。
ランチは800円の唐揚げ定食。ボリュームがすごくてお腹パンパンになりました。
帰りに見た日本海に沈む夕陽がとても綺麗でした。
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