9時30分から予算決算常任委員会の総務民生分科会で令和5年度長門市一般会計予算を審査しました。
総務民生分科会は、3支所(三隅、日置、油谷)、消防本部総務課、議会事務局、企画総務部総務課、企画政策課、財政課、監理管財課、税務課、防災危機管理課の順で審査を行いました。
審査では各委員から活発な質疑がありました。
委員会終了後は総務民生委員会を開き委員会に付託された議案3件について審査を行い、いずれも賛成全員で可決すべきものとしました。
(付託議案)
議案第16号長門市情報公開条例の一部を改正する条例
議案第18号長門市報酬及び費用弁償条例及び長門市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例
議案第43号工事請負契約の一部を変更することについて(長門市光ファイバー網整備工事施設整備工事)
市の職員のメンタルヘルスについて
田中千秋
産業医委託料41万円というのがあります。令和3年度健康相談利用者は7人。そのうちストレスチェックの結果を受けて高ストレス者の面談を行った方が 1名、それと長時間労働面接指導対象者が6名だったというふうに答弁されています。市の産業医とされている方は内科医と認識しております。この方々はどちらかと言いますと心療内科、精神的な要因での疾患の要因が高いわけですけれども、このことからそういった専門医、カウンセラーなどの配置の必要性を感じますが、そのようなお考えはございますでしょうか。
執行部
産業医につきましては内科医の先生がご就任していただいております。委員お示しのとおり総務課としましても、総務課だけでは全てに対応することが困難と考えておりまして、令和5年度からは新たに職場環境改善アドバイザー、こちらは仮称ですけど、専門的な知識や資格を有される方に対して業務委託を行うこととしまして、必要な予算としまして23万円を計上しておるところでございます。
これも仮称ですが「心の健康相談日」というのを2か月に1回設けまして、職員に対するメンタルヘルスケアのサポート、メンタルヘルス不調者の職場復帰のサポートなど、カウンセリング等の心理技法等によりまして、メンタルヘルスケアにあたることとしておるところです。
医療・福祉系人材確保事業について
議員
予算書80ページ、81ページ、第2款「総務費」、第1項「総務管理費」、第6目「企画費」、事業費コード110「医療・福祉系人材確保事業」396万円について、積算根拠についてお伺いいたします。
執行部
本事業における補助金の交付限度額は、1月あたり 1万5,000 円、年間 18 万円でありますので、令和 5 年度当初予算におきましては、年間の限度額である18万円掛ける22件分の計396万円を計上しているところです。
議員
より多くの方がこの事業を活用されることが望ましいと思いますけれども、そのための取組についてお伺いいたします。
執行部
本事業につきましては、年齢要件を35歳未満へ引き上げ、そこから最大で5年間の補助を行う予定としております。
これまで広報や市公式ホームページ、ほっちゃテレビ、告知端末のほか、市内の事業者、県内の大学、専修学校へのダイレクトメールなどを行いましたが、今後もこれらに加えまして、SNSでの情報発信などのあらゆる機会を通じまして、本事業を広く周知していきたいと考えております。
議員
対象業種についてお伺いいたします。
執行部
医師のほか、保育士、幼稚園教諭、保健師、助産師、看護師、准看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、診療放射線技師、臨床検査技師、視能訓練士、言語聴覚士、臨床工学技士、管理栄養士、歯科衛生士、精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士などを対象としております。
田中千秋
市内のいろんな方に伺いますと、この事業をご存知ないんですね。ここに、市内の高校、近郊の高校への告知が入っていないんです。、来年度、高校のほうへの告知とかを考えていらっしゃらないんですか。
執行部
令和4年度に新設したこの事業については、令和4年度については高校等への周知は行っておりませんが、令和 5 年度からは議員ご案内のとおり、やっていきたいと思います。それと、やはり二十歳のつどい等を利用して、対象になる方が集まられる機会に情報発信をしていきたいと考えています。
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