本日9時30分より総務民生常任委員会を開きました。
総務民生常任委員会に付託された議案第2号から議案第5号までを質疑し審査し、いずれも賛成多数で可決すべきものとして決定しました。
(付託された議案は以下の通りです)
・第2号 令和4年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算
・第4号 令和4年度長門市介護保険事業特別会計補正予算
・第5号 令和4年度長門市後期高齢者医療事業特別会計補正予算
国民健康保険基金積立金(総合窓口課)についての質疑を取り上げてみました。
定期預金などの運用により生じた預金利子分に加え、次年度以降の事業費納付金の納付や保健事業に活用するため、前年度繰越金の一部「2億35万3,000円」を基金に積み立てたいと考えております。国民健康保険基金に積み立てる。
議員
繰越金を基金に積み立てた理由をお尋ねいたします。
執行部
現在、被保険者の高齢化の進展や医療の高度化などにより、被保険者数は減少傾向ですが保険給付費総額は増加しています。このまま医療費の増加が続くと県に納める事業費納付金も高止まりすることが予測され、被保険者数の減少に伴い一人あたり負担する事業費納付金額も増加する見込みとなります。
こうした状況の中で、将来、万一災害等の不測の事態にあっても被保険者の負担増を招くことのなく、安定した保険運営につながるよう基金への積み立てを行っています。
議員
県内他市と比較して本市の基金残高、それから一人あたりの基金残高をお尋ねします。
執行部
この度2億円を基金に積み立てた際の基金残高5億5,621万8,465円は13市中で12番目、一人あたりの基金残高が約7万4,000円となりまして、これは13市中7番目となる見込みです。
議員
その残高の適正について担当課の見解をお尋ねいたします。
執行部
現在この基金には国や県からも特段の基準が設けられておりませんので、適正かどうかの判断は大変難しいのですが、この基金によって不測の事態にあっても被保険者の負担増を招くことのない対応への備えになりうるものと認識しております。
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