総務民生常任委員会

議員活動
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6月24日(木曜日)
本日9時30分からは、総務民生常任委員会に付託された議案について審査を行い、付託された議案7件について賛成多数で可決すべきものとして決定しました。
(付託議案された議案の概要は以下の通りです)
●第3号 長門市公共施設維持補修等基金条例
将来にわたり、持続可能な公共サービスの提供を実現するため、公有財産 である建物(以下「公共施設」という。)の適切な総合管理を行うにあたり、 長門市庁舎建設基金を公共施設の維持補修等に必要な経費の財源として有効活用するために公共施設維持補修等基金を設置する
平成27年3月6日にされた長門市庁舎建設基金条例は長門市本庁舎の建設のためのお金を管理する為の条例です。庁舎は建て終わったので、長門市庁舎建設基金条例は廃止され、基金の残高は、今後、長門市の公共施設の解体やリフォームの為のお金として、新しい基金として管理されます。当然、お金は使うと無くなりますから、この基金へ積み立てもせれます。
また、長門市庁舎建設基金の一部は市債を返済するための長門市減債基金にも編入されます。
長門市庁舎建設基金残高(令和3年5月10日現在) 478,409,628 円
長門市公共施設維持補修等基金に編入を予定する金額 397,267,280 円
・長門市減債基金に編入を予定する金額 81,142,348 円
ちなみに、令和3年4月現在、市で管理している公共施設は320施設あります。
そのうち、築30年以上経過している施設が平成26年度では50%、令和6年
度では70%となる見込みです。
建物の耐用年数を60年とし、築30年で大規模改修、築60年で建替えること
で試算した結果、現在の施設総量を維持する場合、今後40年間で必要な改修・建
替費用は895億円必要となります。
●第4号 長門市固定資産評価審査委員会条例等の一部を改正する条例
行政手続きにおける市民の負担軽減及び行政サービスの効果的かつ効率的な提供を図るため、書面への押印等を見直すことから、関係する条例の規定を整理するもの。
●第5号 長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る 国民健康保険料の減免について、国の財政支援の基準に合わせて、令和2年度 に引き続き、令和3年度においても令和2年度分及び令和3年度分の保険料を 対象とする減免措置を講じるため、所要の改正を行うもの。

新型コロナウイルス感染症により
主たる生計維持者が死亡、または重篤な傷病を負った世帯→全額減免
主たる生計維持者の収入減少が見込まれる世帯→一部減免
詳しい資料はこちら

●第6号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したこと等による介護保険第1号保険料の減額又は免除措置について、国の財政支援の基準に合わせて、令和2年度 に引き続き、令和3年度における保険料の減額又は免除措置に対応するため、所要の改正を行うもの。
●第8号 財産の取得について(30m級先端屈折式はしご付消防自動車)
令和3年5月 17 日に指名競争入札方式による入札を執行した結果、金232,100,000円(消費税及び地方消費税の額 21,100,000 円を含む。)をもって落札者(藤村ポンプ㈱)を決定した。
●第 10 号 長門市個人情報保護条例等の一部を改正する条例
デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律(令和3年5 月 19 日公布)による、行政手続における特定の個人を識別するための番号の 利用等に関する法律(以下「番号利用法」という。)の改正に伴い、個人番号カードの再交付手数料の徴収規定や条例中の特定個人情報の提供に係る引用 規定について、関係する条例の規定を整理するもの。
マイナンバーカーに関する条例です。情報提供ネットワークシステムの所管が総務省からデジタル庁に変更されたことから、情報提供先を「総務大臣」から「内閣総理大臣」に改められました。
また、個人情報の提供の制限と手続きに関する改定があり、照会できる範囲と使用用途が広がった気がします。このマイナンバーのシステムは、地方公共団体が共同して運営する地方公共団体情報システム機構が管理運営しています。
現理事長は技術系で民間の金融システムに関わってこられた方なので、政府が目指している国民のお金の動きがマイナンバーカードを利用する事で、ますます推進されると思われます。
最近は金融システムのエラーが多いので、国民の情報をどこまで守れるのか不安に感じています。
私は、この議案に反対しましたが、国の決めた方向性への疑問であって、長門市があらがえない議案だと思っていますが、国民としての不安から賛成する気ににはなれませんでした。
●第 11 号 工事請負契約の締結について(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工 事(仙崎・深川地区))
工事の概要は、東深川地区、西深川地区、仙崎地区、深川湯本地区(既整備地区を除く。) の HFC方式ケーブルテレビネットワークの FTTH 化を図る。 対象エリア内世帯数 6,874 世帯 光ファイバー延長 約 90km令和3年6月14日に指名競争入札方式による入札を執行した結果、 金 752,290,000 円(消費税及び地方消費税の額を含む。)をもって落札者(株式会社ソルコム 山口支店)を 決定した。
この予算は2019年から3年で光ファイバー網を市内全域に整備する事業です。
今年度が最後の年で、世帯数6,874世帯 光ファイバー延長 約90kmの工事関係金額です。
市役所を始め、長門市はデジタルにとても弱い現状です。
新しい企業誘致や、事業創業には必須のインフラなので、今後これだけの予算投資に見合った市政運営をしてもらいたいと思っています。
総務民生常任委員会審査終了後は、協議会を開催し、6月定例会の反省と9月決算に向けた学習会について協議しました。

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