大坂なおみさんへ

思い
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大坂なおみさんが、うつ病である事をTwitterで告白されました。私が感じていた彼女への違和感がこの事だったんだと納得でした。

10代で鬱を経験して、なんとか這い上がりたくて心理学や鬱など専門書から啓発本まで読み漁り、フロイトまでいって読むのをやめました。眠りから目が覚めると、(まだ生きてる)と、絶望する毎日でした。

20代前半で、ある本を紹介され、その著者であり、心療内科の医師である方に電話しました。

(毎日つらかったでしゃう。今まで、よく1人で頑張ったね)

と、第一声電話で言われ号泣しました。

あの一言がなければ、私は今ここに居ないかもしれません。

40代で辛い更年期の日々を過ごしていた時は、私の母のような方に

(何をしててもいい、どこででもいい。生きててほしい)

と言われ、その言葉に助け支えられました。

誰かの存在が暗闇の中で自分の支えになる。そんな時があるんです。

私の周りには自ら命を絶った人が何人かいます。岡田有希子ちゃん、河合かずみさん、それ以外にもいっぱい。当時の私は、自分自身が崖っぷちに立ち尽くしてた感じなので、訃報を聞いた時、

(そっちを選んだんだ。楽になったかな)

と思っていました。

今は思います。自ら命を絶ってほしくない。

大坂なおみさん、あなたはよく頑張っていると思います。どこにいて、何をしててもいい。生きてください。出口は必ずありますから。好きなだけ休んでください。生きてください。
優勝も、金メダルも、今はあなたを癒さない。
あなたの側で、何も言わずに、あなたに寄り添ってくれる方がいる事を願って祈っています。

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