選挙当日、候補者はネットの更新も電話もできない。投票所の仙崎小学校で投票をして足首の治療に美祢に行った。
前日までの慌ただしさが嘘のような静かな穏やかな1日。
何事もなかったように夕飯の支度をして、選挙活動前の日常に戻る。
旦那が少し落ち着かない感じだったけど、私は今、投票所で私の名前を書いてくれている人がいるかもしれないと思うと不思議な感覚で、ドキドキすることもなく20時を迎えた。
ほっちゃテレビ(長門市のケーブルテレビ)が始まり開票の様子が映し出される。
実は初めて見た開票速報。なんだか意味がわからないけど、とにかく1回目はパスしたらしい。
少しずつドキドキしてきた。
2度目の速報。800票って、みんな凄い!私も凄い!
と感動していたら、数字を足してはいけないと理解した。でも、500票って凄い!
498票は何処かの誰か!凄すぎる。
(旦那もちゃんと田中ちあきと書いてればだけど^^;)
はっきり言うと、3回目の開票で614と書かれた時はダメだったと思った。
でも、当選した。
途端に身が引き締まる。
これは私の成果に対する評価じゃない。
私への期待値。そして、私の周りの人達がコツコツと貯めた信頼という貯金を下ろした結果。
私の新しい人生の扉が開いた。
今更ながら、でも正直な気持ち。意気揚々となんて踏み出せない。
未開の地へ、沢山の人の人生を背負って、恐る恐る、一歩前へ。
恐る恐るだけど、うつむかず、しっかりと前を見据えて。
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