選挙戦最終日

2021年 選挙
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最終日の朝、ウズイス嬢と話し合った。

(今日一日、感謝の気持ちを伝えて行こう)

そう決めて出発した途端、他の候補の選挙カーから最後の必死のお願いが町に響く。内心、ちょっと焦った。

あれが私の知ってる選挙戦だよね〜。嫌、私達は私達の戦い方がある。そう自分に言い聞かせて、1人づつのお話を聞いて、1人づつにお願いをして歩く!最後までそうしようと決めた。

最終日なのに、まだ行けてない場所がある。
もう諦めよう…と思った時、後援会のLINEにメッセージが入った。

(こちらには来られる時は教えて下さい)

行くのを諦めかけてた場所だった。長門市の1番端っこ。
『行こう!』

その人めがけて選挙カーを走らせた。
支持基盤も団体も何もない私達は、一人一人と繋がっていくしか無い。

その方は道の辻で待っていてくださった。
その方の笑顔を見た時、やっぱり来て良かったと思えた。

 

田中陣営のウグイス嬢には子供がいるので、晩御飯を子供と一緒に食べて欲しくて、遅くても6時前には自宅に送り届けていたけれど、最終日だけは最後まで頑張ってもらった。

出来なかった事はいっぱいある。
ハガキは一枚も出せなかったし、ずっと選挙カーで走ってるから、電話も知人の数人にしたくらい。

でも、出来ることは全部全力でやった。

8時少し前に町内に戻ると、家の周りの人達が出て来てくれて激励してくださった。

本当にありがたくて、やっぱり泣いてしまった。
1人じゃないんだって思えた。
1人じゃないって感じられる事は私にとっては当たり前じゃない。だから、私にとってこの感覚はとても大事な事。

結果がどうであっても、この1週間は私に刻まれて、私の宝物になった。
結果がどうであれ、出会った人達が幸せになれるように、私に出来ることがきっとあると思えた。

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